実際に住んで感じた・分かったマレーシアのリアル

ライフスタイル
マレーシアに住んでわかった「リアル」
インターン生・留学生のカルチャーショックと本音
著
編集部
マレーシア生活 カルチャーショック 留学・インターン 海外移住

「マレーシアってどんな国?」と聞かれると、「物価が安い」「英語が通じる」「温暖」といったイメージが先行しがちです。でも実際に住んでみると、ガイドブックには載っていないリアルな驚きがたくさんあります。

今回は、クアラルンプールで実際にインターンシップ・留学を経験した日本人に話を聞きました。良いことも、驚いたことも、包み隠さず語ってもらいます。

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カルチャーショック・正直びっくりしたこと
カルチャーショック・正直びっくりしたこと

愛国心がすごい。街中が常にお祭り騒ぎ

声
「街を歩いていると、マレーシアの国旗があちこちに掲げられているんです。独立記念日(8月31日)が近づくと特に多くて、建物にも車にも旗が飾られる。最初は何か特別なイベントがあるのかと思ったんですが、それが普通なんですよね」

イベントがあるたびに花火が上がり、音楽が流れ、街全体が盛り上がります。日本人の感覚からすると「え、また?」と驚くほどの頻度です。お祝いごとに対するエネルギーが、日本とはまったく違います。誕生日、テストが終わったからなど理由は様々。マレーシア人は打ち上げ花火、爆竹をよくしています。

豚肉とお酒が高すぎる問題

声
「豚肉って高級品なんですよ、マレーシアでは。スーパーに行ってもなかなか売っていないし、あっても値段を見てびっくりする。日本だと普通に安く買えるものなのに」

マレーシアはイスラム教が国教のため、豚肉とアルコールには高い税金がかかります。スーパーでも豚肉は「Non-Halal(ノンハラル)」コーナーに限定されており、品揃えも限られています。
ビール1缶がRM15〜20(約600〜800円)というのも、初めて見た日本人はほぼ全員驚きます。日本のコンビニの3〜4倍の価格感です。

手でご飯を食べる文化に驚いた

声
「一番びっくりしたのはこれでした。カレーをスプーンじゃなくて手で食べているんです。液体系なのに手で、ちゃんと上手に食べていて。最初は目が点になりました(笑)」

マレー系・インド系の文化では、右手で食事をするのが伝統的なスタイルです。特にカレーやダール(豆料理)などを手でこねるようにしてご飯と混ぜて食べる光景は、日本人にとって最初は大きなカルチャーショックになります。
なお、左手は不浄とされているため食事には使いません。

食べ終わったあとの食器、置きっぱなしでOK

声
「屋台やフードコートで食べ終わっても、食器はそのままテーブルに置いて立ち去るんです。日本だとトレーを返却口に持っていくのが当たり前なので、最初は『片付けなくていいの?』って戸惑いました」

マレーシアの屋台・フードコート文化では、食器の片付けはスタッフが行うのが一般的です。日本の「自分で返却する」文化とは真逆で、置いたまま去ってOKです。

四季がない・虫が多い・渋滞がひどい

声
「ずっと夏なんですよね。それ自体はいいんですが、四季のない生活って意外と慣れるのに時間がかかる。季節の変わり目に気持ちをリセットする感覚が日本人にはあると思うので」

冬を感じたいなとか桜みたいななど、季節ごとに見れる景色が日本にはありますがマレーシアだとずっと同じなので時期感覚が分からなくなります。
赤道に近いマレーシアは年間を通じて気温26〜33℃が続きます。また、高層マンションに住んでいても蟻やゴキブリが出ることは珍しくありません。「虫が苦手な人は覚悟が必要」という声は多いです。

💡 絶対オススメ!

日本で売っているゴキブリ退治ブラックキャップはマレーシア現地で売ってる何よりも効きます!!虫が苦手な方は絶対に日本から持ってくることをオススメします。

そして渋滞。KLの渋滞は有名で、特に朝夕のラッシュ時は数kmの渋滞が当たり前です。「30分で行けると思ったら1時間半かかった」という経験は、KL在住者なら誰もが持っています。

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住んでよかったこと・マレーシアのメリット
住んでよかったこと・マレーシアのメリット

いろんな宗教・民族・文化に一度に触れられる

声
「これが一番の収穫だと思っています。マレー系・中華系・インド系が同じ街で生活していて、それぞれの文化が混ざり合っている。こんな環境は日本にいたら絶対に経験できない」

KLでは一日のうちに、マレー料理・中華料理・インド料理を食べ、モスク・仏教寺院・ヒンドゥー寺院を目にすることができます。多様な文化に自然に触れられる環境は、マレーシア最大の魅力のひとつです。

いろんな国の料理が楽しめる

声
「マレー料理、中華料理、インド料理、洋食、日本食。全部KLで食べられます。しかも安い。食に困ったことは一度もないです」

ナシレマク・チキンライス・ロティチャナイ・バクテー。KLは「食の多様性」という点では世界トップクラスの都市です。外食文化が根付いており、屋台では100〜200円程度から本格的な料理を楽しめます。

いろんな国の料理が楽しめる

家賃が安い・タクシーが安い

声
「日本と比べると家賃がかなり安いです。KLのモントキアラやバンサーでも、日本の都市部と同じ広さのマンションを半額以下で借りられることがある」

GrabなどのライドシェアもRM10〜20(約400〜800円)で市内のかなりの距離を移動できます。「電車とGrabを組み合わせれば、交通費をかなり抑えられる」という声も多く聞かれます。渋滞は酷くてもGrabであればメーター料金ではなく、事前に値段を知ることができるので、Grabアプリをダウンロードすることをオススメします。

時間にルーズ、それが逆に楽

声
「マレーシアに来て、時間に対する考え方がゆるくなりました。待ち合わせに30分遅れても誰も怒らない(笑)。最初はイライラしていたんですが、慣れてくると逆に楽で、日本の時間厳守の文化がいかにストレスフルだったかに気づきました」

「マレーシア時間(Malaysian Time)」という言葉があるほど、時間に対するゆるさはマレーシア文化の一部です。慣れるまで戸惑う日本人が多い一方、慣れてしまうと「これはこれで心地よい」と感じる人も少なくありません。

日本の夏よりも暑くない

声
「これは意外でした。気温は高いんですが、日本の夏のようなじめじめした蒸し暑さがない。湿度はあるけど、日陰に入ると涼しい。KLのショッピングモールは冷房が強すぎるくらいで、体感的には日本の8月より過ごしやすいと感じることも多いです」

最近は日本の夏よりもマレーシアの方が涼しいんです。

⚠
ただ、モール内、タクシー内、電車内など室内がとても寒いのでⅠ枚羽織があると安心

宗教対立が少ない多民族国家

声
「これも驚きでした。イスラム・仏教・ヒンドゥー教・キリスト教が共存しているのに、普段の生活で宗教的な衝突を感じることがほとんどない。お互いに尊重し合っている雰囲気がある」

もちろん背景に課題がないわけではありませんが、少なくとも日常生活レベルでは、異なる宗教・民族の人々が普通に隣り合って生活しています。多民族国家の国は他にもありますが、日常で大きな対立を感じることが少なく、安全であるなと感じます。

⚠
政府や役員はマレー系が多いため、民族差がないとは言えません。
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まとめ:マレーシアは「ちょうどいい異国」

今回のインタビューを通じて見えてきたのは、マレーシアが「完璧ではないけれど、住みやすい」国だということです。

カルチャーショックはあります。虫も出ます。渋滞もあります。豚肉とお酒は高い。でもそれを上回る「多様な文化・食・人との出会い」「コスパの良さ」「心地よいゆるさ」が、マレーシアを日本人にとって魅力的な移住先にしています。

「完璧な日本の生活を海外で再現したい」という方には向かないかもしれません。でも「違う文化の中で自分を広げたい」「新しい視点を手に入れたい」という方には、KLはこれ以上ない環境です。

お知らせ・注意事項

この記事はKLでインターンシップ・留学を経験した日本人へのインタビューをもとに構成しています。個人の感想であり、体験には個人差があります。

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