✈️パスポートを持つ日本人は約18%。世界で見ても「飛行機で海外に行ける人」は少数派だった
SNSを開けば、海外旅行の写真や動画がたくさん流れてきますよね。「みんな当たり前に海外へ行っている」と感じる方も多いかもしれません。
でも数字で見てみると、パスポートを持っている日本人は約18%。世界全体で見ても、1年間に飛行機に乗る人は約1割しかいないと推計されています。
この記事では、日本と世界のデータから「海外に行ける人は、実は少数派」という事実を紹介します🌏
🛂 パスポートを持っている日本人は約6人に1人
外務省の旅券統計によると、2025年末時点で有効な一般旅券(国内在住者分)は約2,193万冊。日本の総人口で割ると、パスポートの保有率は約17.8%です。
つまり、日本人のおよそ6人に1人しかパスポートを持っていないことになります。
- 前年より少し増えた:2024年の保有率は約16.8%で、2025年は約1ポイント上がりました
- 若い世代が中心:2025年に国内で発行されたパスポートのうち、約45%が30歳未満。年代別では20代が最も多くなっています
- オンライン申請が広がった:2025年3月から新規の申請もオンラインでできるようになり、オンライン申請の利用率は約36%に増えました
🧳 海外へ出かける日本人は、まだコロナ前に戻っていない
2025年に海外へ出かけた日本人は、延べ約1,473万人。これは2019年より約27%少ない数字です。
一方で、同じ2025年に日本を訪れた外国人は約4,268万人と過去最多を更新しました。「日本に来る人」は増えているのに、「日本から出ていく人」はコロナ前に戻りきっていない、という状況です。
💡 「延べ人数」に注意
出国者数は、同じ人が1年に3回海外に行けば3人と数える「延べ人数」です。何度も海外に行く人がいるので、実際に海外へ行った人の数は、1,473万人よりさらに少ないと考えられます。
🌍 世界で見ても、飛行機に乗れる人は約1割
「日本人が海外に行かないだけでは?」と思うかもしれません。ところが、世界全体で見ても、飛行機に乗る人は少数派です。
- 1年間に飛行機に乗った人は約11%:2018年に飛行機に乗った人は、世界人口の約11%と推計されています。残りの約89%は、その1年で一度も飛行機に乗っていません
- 国際線に乗った人は約2〜4%:国境を越えて飛行機で移動した人は、さらに少なくなります
- 約1%の人が、航空機の排出量の半分以上を出している:何度も飛行機に乗る、ごく一部の人が空の旅の多くを占めているということです
これは、スウェーデンとドイツの研究者(Gössling & Humpe)が2020年に発表した研究の推計です。
💡 「世界の8割は飛行機に乗ったことがない」は本当?
ネットでよく見かける数字ですが、「一生のうちに一度でも飛行機に乗ったことがある人」を世界全体で数えたデータはありません。根拠がはっきりしないので、この記事では「1年間に乗った人の割合」を紹介しています。
🤔 なぜ日本人は海外に行く人が少ないの?
理由はひとつではありませんが、よく挙げられるのは次のようなものです。
- 円安と海外の物価高:航空券やホテル代、現地での食事代が高く感じられるようになりました
- 長い休みが取りにくい:まとまった休みが取れず、短い日程なら国内旅行を選ぶ人も多いです
- 言葉や治安への不安:「英語が話せない」「トラブルが心配」という理由で、海外を避ける人もいます
- 国内旅行が充実している:日本国内にも魅力的な観光地がたくさんあり、国内で満足できるという面もあります
🇲🇾 マレーシアに住むと、海外がぐっと近くなる
マレーシアは、東南アジアの真ん中にある国です。クアラルンプールからは、シンガポールやタイ、インドネシア、ベトナムなどの近隣国へ飛行機で数時間。LCC(格安航空会社)の路線も多く、週末に気軽に隣の国へ出かける在住者も少なくありません。
日本からだと「一大イベント」だった海外旅行が、マレーシアではちょっとしたお出かけの感覚に変わるかもしれません✨
📝 まとめ
- パスポートを持っている日本人は約17.8%(約6人に1人)
- 2025年に海外へ出かけた日本人は延べ約1,473万人で、2019年より約27%少ない
- 世界で1年間に飛行機に乗る人は約11%、国際線は約2〜4%
- 海外に行けることは、日本でも世界でも実は少数派の体験
ほかの国や地域と比べると、日本の数字はどうなのでしょうか?韓国・台湾・アメリカとの比較や、「パスポートの強さ」については、こちらの記事で紹介しています👇
【リンク:日本・韓国・台湾・アメリカで比較!海外旅行とパスポートの数字】
